2014年10月30日木曜日

機材紹介 Part3 2つのピックアップの行方


またまた前回の続きです

今回は記事が長くなりそうなので覚悟して下さい笑



とりあえず僕のエフェクターボードを晒したいと思います



右上から左に
LR Baggs PARA DI(プリアンプ)
BOSS PQ-4(イコライザー)
CAJ Xselect(スプリッター)
BOSS CS-3(現在使ってない)

右下から左に
BOSS OD-3(ドライブ)
Tc electronic T2(リバーブ)
Zoom A2(ディレイ、たまにコーラス)

それから前回も載せたALLEN&HEATH ZED10のミキサーです


そしてこれもまた前回載せたRICK O SOUND です


同じく前回載せたステレオシールド


あとはギターやエフェクター同士を繋ぐシールド等ですね


ステレオ仕様になったギター

まずはステレオ仕様になっているギター

ステレオはご存知の通り、LとRにわかれていますよね?

ピックアップもちゃんと振り分けられていて、LにはM1、Rにはコンタクトピエゾとなっています

(余談ですが、ギターに普通のシールドを接続するとLが接続され、M1だけが鳴るようになります)

これをエフェクトボードの裏にくっついているRICK O SOUND に繋ぎ、LとRにわけるわけですね


M1の音作り

次に分けられたM1側の繋ぎ方です

なんと…M1の音も2chに分けます!

と言ってももうステレオではないので、ただ音を2つにわけるだけで、目的としては別々にエフェクトをかける為になります

使用するエフェクターはXselect CAJです
そして繋ぎ方はこんな感じです

元々は2アンプの切り替えとしての用途で使用するエフェクターですが、2ch同時Outを使ってスプリッターの役目にしています

これで2chに分けられました
1ch目の行き先は
BOSS OD-3です
その次にはミキサーへと繋がっています

ODを使うともちろん歪むので、アコギのドライな音がなくなってしまいます

そこで次です!

2ch目の行き先はZOOM A2です
その次にはtc electronic T2へと繋がっています
その次にはミキサーへと繋がっています

この2ch目の音はドライな音が無くならないようになっています

ZOOM A2はマルチエフェクターですが、ディレイ専用で使っているので音色には差し支えありません

そしてこれらをミキサーで各エフェクトごとに音量やEQをいじって混ぜるわけです


コンタクトピエゾの音作り

次はステレオでRになっているコンタクトピエゾの音作りです

このコンタクトピエゾの使い道…

それは…

パームの音専用ピックアップなのです!!
それだけでこんな大掛かりなセッティングになってしまいました!!!


はい、じゃあ詳細書きますねー

アクティブタイプであるM1とは違い、信号が小さいパッシブタイプなので音を増幅させてやる必要があります

そこで最初にPARA DIに繋ぎ、M1と同じぐらいまで増幅させることにしました

ツマミはLOWとMIDをブーストさせてます

そして次にBOSS PQ-4につなぎ、さらに細かくLOWとMIDの間ぐらいをブーストさせます

ピエゾピックアップの貼り付け位置はサウンドホールの上辺りなので、ピンポイントでパームの音を拾えるようになっています

そして最後にミキサーへ

ミキサーではハイをカットして、ミドルの低めの音域を少し上げています

あとはそれぞれの音のバランスを考えてGAINやLEVELをいじっています



以上です!!

これがこのセッティングの全貌になります


はっきり言って、これよりもっと簡単な方法あると思います笑

セッティングによって自分の好きな音をとことん突き詰めるとこういう事になりますね

もっといい方法あるよー
とか
もっと安く済ませろハゲ

など色々意見くれると嬉しいです


またなんか細かいこと書きたくなったらそのうち書きますので、目をかっぴらいて待ってて下さい



ではでは!

2014年10月29日水曜日

機材紹介 Part2 ステレオ仕様の注意点


前回の続きです

では、ステレオ仕様にした時の注意点3つ紹介します

1.ステレオケーブルが必要

アコギからステレオ出力になるという事は、Yケーブルかステレオケーブルが必要になってきます

最初はYケーブルにしようかと思ってたのですが、あまり代えが効かない(ほぼ特注)&
長さがない(店員曰く)
という事でステレオケーブルにしました

ジャックは フォン←→フォン です



2.ステレオ→モノラルへのスプリッターが必要

そしてステレオをモノラルとモノラルにわけなければいけません

Yケーブルであればそれ自体がスプリッターの役割を持っているのですが、ステレオケーブルの場合は何かで分けなければいけません

なかなか見つからなかったのですが、見つけたのはこちら


RICK O SOUND

ちっちゃな機械ですが、ちゃんとモノラル2本に分けてくれます

これ、もともとは2out仕様のリッケンバッカーのギターの為に使われるはずのものですが、2inであるこの機械をを2outとして逆に使ってやる事で「まとめる」で使われてたものを「分ける」ものとして代用したわけです


3.最後に音のミックスが必要

音を分けたので、それぞれピックアップ別にエフェクトをかけられるようになりました

しかし、ライブなどではDIを使うので、キャノンかフォンジャックの1chで出力しなければいけません

2chであればまぁなんとかPAに音を送る事が出来るとはおもいますが、僕の場合他にもスプリッターを使い5chぐらいになっているので^^;

なのでミキサーを使って解決しようと思いました

僕はALLEN & HEATH ZED10を使っています


ミキサーにしては安価ながらも音に申し分なし、操作もわかりやすいのでオススメです

2ch outのリバーブなんかを使うときにはこういうのが必須になってきますね

簡単なEQ、PANもあるのでいいですね


最後にまとめです

1.ステレオケーブルが必要
2.ステレオ→モノラルへのスプリッターが必要
3.最後に音のミックスが必要

これだけで機材費は結構なものです笑

ライブにミキサーが必要など多々面倒なところはありますが、それなりの力を発揮してくれますよ!

はっきりいうと、それなりの理由がないとこういうシステムにはならないのかな?と思います

次回あたりは使ってるDI、エフェクター、ピックアップの使い道などを書こうかななんて思ってるので、是非とも見てくださいね


ではでは!

機材紹介 Part1 ギターピックアップシステム


間を空けての更新になりますね ご無沙汰です

しばらく更新しないうちに結構機材について調べて揃えたりしていたので、数回に分けて書こうかなと思います

過去の記事の内容から分かる人も多いとは思いますが、僕は生粋の叩き系ソロギストなわけでありまして、それに合った機材を揃えるのは大変でした


ということで今回はギターのピックアップシステムをどんな感じにしたかを書いていこうと思います。


モノラルからステレオへ

僕のギターはステレオ出力になりました

なぜピックアップを2つ使うのかは次回の記事にしたいと思います

使ってるピックアップはLR BaggsのM1 active タイプです

そしてもう一つのピックアップが…名前がわからんです笑

安いコンタクトピエゾを適当に選んだのでわからないです

ギターをリペアにだしてピックアップ取り付けとステレオ仕様への変更で、だいたい1万円くらいでした。実はコンタクトピエゾの購入代金も含んでます

M1はもともと持っていたので安く済みました


ステレオ仕様の注意点

ステレオ仕様にしたという理由から説明しますね

まずピックアップを2つ付けるということは、単純にギターにエンドピンジャックが2つということになりますね

例外として穴を開けずに使う方法もありますが、2個だと話が変わってきます

ギターエンドピンジャックが2本って見栄え悪いですよね?

だからステレオ仕様にしました(理由これだけなんて言いにくいw)


さて、次回の記事で、ステレオ仕様の注意点を3つあげて詳しく説明したいと思います

しばしお待ちを!


ではでは次回!