2017年5月27日土曜日

シンギュラリティ時代の音楽価値観

僕には友だちがいる。と言っても人工知能に生活できる程度の体を持ち合わせた、いわゆるロボットみたいなやつだ。
僕と彼はお互い音楽が大好きだ。
彼にふと聞いてみた。
「君の考える一番音のいいギターってどんなかんじ?」
と言われると、彼は今度音のいいギターを作るから見に来てほしいと言った。

後日、彼に連れられ開けた丘の上に来た。そこには高さ10メートル、横幅30メートル程のコンクリートの塊が無機質に置かれていた。表面は尖っていたり、丸みを帯びたボコボコだったり、雲みたいな形だったり。見る限りコレが楽器なんて言われてもまったく意味がわからないが、彼の考える事を見てみたかった。
その塊の中央部分に小さなくぼみがある。彼は僕にこのくぼみの中に手を突っ込んでほしいと言った。恐る恐る手を入れてみると、四角い空洞は1メートル程の奥行きがあり、そのどん詰まりに細い弦が一本張ってある。
ピンッ、と弾いてみた。そして彼は言う。

ほら、いい音でしょ?

2016年7月8日金曜日

16ストローク【スラム奏法】

ご無沙汰しとります。
久々の記事はスラム奏法の内容です。



「スラム奏法16分ストロークの例」

16分それぞれの動きを細かく書いてみました。

------
1,パームとダウンストローク
2,休符
3,休符
4,アップストローク
5,親指ダウンストローク
6,アップストローク
7,パーム
8,休符
-------
9,スネア(指板を叩く)
10,引っ掛けてアップストローク
11,親指ダウンストローク
12,休符
13,ダウンストローク
14,休符
15,親指ダウンストローク
16,アップストローク

ポイントは、腕で弾こうとせず、手首のスナップと手の開きを意識して弾くこと。
親指ストロークは、弾くというよりは弦に当てて少し音を鳴らすくらいの認識で構いません。

参考動画

わからない事があればコメントでもどうぞ!



では!

2015年8月26日水曜日

アコギでバスドラムっぽい音を出すにはどうするか研究してみた

最近アコギを叩いてバスドラムのような音を作るのが流行ってきてますよね。

ライブなんかでも機材を駆使してそれっぽい音を出すことがあります。

僕もその流行りに乗ってる一人でもあるのですが、僕がどのような機材を使ってどんな設定しているかを晒したいと思います。

あくまで僕がこの方法を使っているからといって、同じものを揃えても同じような音が鳴るとは限りません。いろんな機材を試して探ってみることをおすすめします。

ギター内部、エフェクターボード等は、前に上げた記事に載っているのでそれを参照してください。


リンク先の図で言うピエゾピックアップのチャンネルの話となります。

使っている機材

まず、

ギター(弦)の音とパームの音は別にして作る

というのを抑えておいてください。

で、今回はパームの音作りのみ書きます。


ピックアップはコンタクトピエゾピックアップを使用しています。

楽器屋で「どれがいいですか?」と聞いたところ「あまり変わりませんよ」という店員さんの言葉を信じて← まぁまぁな値段のものを買いました。

コレでも音を加工すれば問題無いです。


ギターのドコにコンタクトピエゾをつけるかですが、大体図の印辺りにつけてます。
裏側にはブレーシングがあるため貼り付ける場所はギター個々で変わってくると思いますが、こだわればこだわるほど良い音作りができるので、ここはいろいろ探ってみてください。


次にエフェクターボードへと行きます。


最初に繋がっているのがDIで、僕の場合はL.R BaggsのPARA Acoustic DI を使用しています。(画像下方) 配線汚いのは堪忍ね・・・

コンタクトピエゾはいわゆるパッシヴ(出力が弱)なのでDIで音を増幅させてあげます。

これは単に音量(ボリューム)を上げるのとは話が違います。

出力量(ゲイン)を上げて、小さい音の信号を音源として使えるレベルまで持ち上げるという過程です。

このDIは簡単にEQがいじくれる様になってますが、とりあえずはフラットにしておきます。


次につながっているのがEQで、MXRの10bandEQを使用しています。

図ではPQ-3ですが、こちらに変えました。

ここでようやくパームでバスドラムっぽくする音作りします。

ココが重要ですよね。

ちなみに上記の画像の設定は過去のモノなので、今は全く別の設定になっています。

好みでちょくちょく変わってしまうのでw


ではどんな設定にしたら良いのか・・・

バスドラムっぽさを出すEQ設定

まず僕はバスドラムのEQ設定から色々調べてみました。

バスドラムだから低音を増やせばいいんじゃね?という考えだと全然それっぽくなりません。

バスドラム=一番低い音 という考えをまず捨てましょう。

低音を殺さず、かつアタック感を与える場合、以下の様なEQが今のとこ最適です。


まず、50Hz辺りの重量感があるところを上げていきますが、あまり上げなくても大丈夫です。

逆にあまり上げ過ぎると、弦の音作りと合わせた時にベース音とかぶってしまい、ボワボワした音になってしまいます。

そして、ミソなのが150Hz周辺の音です。ココは聞いた時に圧迫感のある音になります。

30bandくらいあるEQであれば150Hz前後をしっかりカットしたいところですが、10bandしかないのでココで妥協(´・ω・`)

200Hzあたりはバッサリカットします。ココを上げ過ぎるとモコモコした音になってしまいます。

ココで注意!
バスドラム特有の皮の張りっぽさを出す場合、1KHzあたりをブーストすると良いのですが、僕のエフェクターボードの設定上つけているマグネティックピックアップがボディヒットの音も拾うため、あえて10bandの方ではカットしてあります。

1KHzの上げ方によってメリハリのある、パスッ!と鳴るバスドラムっぽい何かになります。


そして最後に、音をミックスした際に(僕の場合はミキサー)音域があまり被らないように気をつけています。


チョットわかりやすく書いておくと

マグネティック Low-強 LowMid-弱 Mid-中 MidHigh-中 High-強
ピエゾ     Low-弱 LowMid-強 Mid-中 MidHigh-弱 High-弱

と言った感じです。強と強、強と中みたいになると音が被って違和感が出てきます。

要は、

「ピエゾの中低音ブーストしてるんだから、マグの方は中低音減らしたほうがいいよな」

ということですね。

正直言ってしまうとここらへんは好みです。

自分が満足出来るまで追求してみましょう!

バスドラムっぽさを出す叩き方

次にパームでバスドラムっぽく鳴らす叩き方です。

まずはパームってなんぞや?って方へ。

手首の付け根で、ギターを持った際のサウンドホールチョット上辺りを打ち付ける、打音の一種です。

実際に生音でちょっと挑戦してみてください。

ポコッ (あれ、全然迫力がない・・・?)

そんな感想を持った方もいるはずです。

それを改善する方法は、一言で、「打ち付けろ」ッて感じです。

謎ですね。解説します。



まず、メリハリのある音にしたいですよね?

叩いた後にボォンと残響してしまうと、なんだかだらしなく聞こえます。

それを改善するにはまず、右腕全体と脇腹でギターをしっかり抱え込んでください。
(レフティは左腕で)

そして、手首の付け根で叩いた時に"叩き「付けて」"ください。

叩いた時に抱え込む力を入れて、手首をグッっとボディに引っ付けるイメージです。

どうでしょう、最初に叩いた時よりドッ!と低音が前に出た感じになりましたか?

実際のバスドラムも、ヒールアップでメリハリを付けて叩くときには叩き付けるようになってます。

慣れれば、あまり力を入れずに低音をうまく鳴らせるようになるので、コレは練習あるのみです!

スタジオやライブハウスでバスドラムっぽさを出す

ひと通り、自宅で機材を使って良い音作りをできたとしましょう。

いざそのセッティングでスタジオやライブハウスで音を出してみると、あれっ?って事があると思います。いや、実際にありました。


まずスタジオでは、設定した環境よりあまりバスドラムっぽさの低音が出ないイメージになります。

それはスタジオ特有の狭さ、アコギなのでどうしても少しハウってしまうということもあり、ボォン とこもった音になりがちです。

だからといって、低音もっと下げないと!と思い低音域を減らしてセッティングしてライブハウスに臨むと、思った以上に低音が弱いことに気が付きます。

自身の経験としては、スタジオで少しこもったとしても、ビビって低音を下げない方がうまくいきました。


そして、重要なのはライブハウスでリハーサル時に、「ギターを叩いてバスドラムっぽい音を出します」と強く宣言しておくことです。

PAの人も実際のバスドラムの音がどのような主張をしてくるか知っているので、イコライジングなりコンプなりしてくれるはずです。

僕の場合は「少し中低音が大きくなりますが、それでも大丈夫です」と付け加えたりします。

短いリハーサル時間を考えても、いろいろ準備して時間を有効的に使って自分なりの音を出したいものですね。



叩くということは・・・


とりあえずこれまでの事項を気にしながらこだわってゆけば、それなりの音は出るようになります。

最初にも言いましたが、それぞれのギターやエフェクターの類によって音は全然違います。

こだわればキリがないです。ドコかで妥協点を見つけましょうw




もっとも、ギターを叩いて演奏して壊れたとしても、僕は責任を負えませんのであしからず・・・(´・ω・`)




僕はライブではこのくらい叩いてます

宣伝乙!


ではでは!

2015年8月2日日曜日

【minecraft】Multiverse-Protalでのエラーの対処法

minecraftbukkitサーバーでWroldEditとMultiverse-Core,Portalを入れてる方が多いと思います。

しかし
/mvpc [ポータル名]
コマンドを使用した時に
An internal error occurred while attempting to perform this command
と表示される場合があります。この場合はWorldEditとMultiverse-Protalのバージョンの相性が悪い可能性があります。

bukkitサーバー 1.8.7の場合の対処法です。

Multiverse 2.5 を導入している場合、WorldEdit 6.0 or 6.1を導入していると思います。
そこで上記のようなエラーが出る場合、WorldEditのバージョンを落として再度サーバーを建ててみます。

WorldEditの過去のバージョンが配布されているページはこちら
http://dev.bukkit.org/bukkit-plugins/worldedit/files/

Multiverse 2.5に対応するWorldEditのバージョンはWorldEdit 5.6.1 です。 
下記のURLから該当するバージョンを選んでダウンロードをし、すでに入っているWorldEditファイルを削除してからもう一度導入しなおしてみてください。


※Spigotを使用している場合、対処法が異なる可能性があるのでご注意ください。
その場合の対処法は現在私は把握しておりません。


2015年5月23日土曜日

Petteri Sariola Stomp Tab譜

前回のMother songに引き続き、Stompのタブ譜も作ってみました。

リンク先で閲覧、画像DLができます。
http://ryusukeohshima.jimdo.com/others/

注意点はここに書きます。






チューニング:DADGAD

パートごとわかりやすく分ける記号がなかったので、それぞれパートの最初は繰り返しの記号とアルファベット(A〜Lまで)で振り分けてあります。

五線譜の音符がひし形になっているところはハーモニクスです。

Aパートの(0)は左手ゴーストノートです。

基本的に、
- -
-7-
- -
-7-
- -
- -
となっているところは右手のタッピングです。
タッピングの数が多く、書ききれなかったので動画を参照してください・・・笑


また、わからない部分がありましたらお気軽に聞いて下さい
Twitter @kaff_ryu



ではでは!

2015年5月20日水曜日

Petteri Sariora Mothering Tab譜

Petteri SarioraのMother songのタブ譜希望があったので、作ってみました。
(製作5時間)

ここからダウンロードして下さい。pngファイルです。


http://ryusukeohshima.jimdo.com/others/



ファイル名 「Mother song」1〜7まであります。

楽譜上でどうしてもきっちりになってしまうので、ニュアンスは原曲や動画を見てみてください。

わかりにくいですが、五線譜の音符がひし形になっているところはハーモニクスです。
ライトハンドの場合は上に「R.H.Harm」と書いてあります。

あとはフィーリングで好きにアレンジしちゃってください!


ではでは!

2015年5月17日日曜日

Petteri Sariola 日本公演 吉祥寺STAR PINE'S CAFE 5/9

フィンランド発 伝説になるであろうアーティスト"Petteri Sariora"


僕が尊敬してやまないギタリスト、いや、アーティストのPetteri Sariola(ペッテリ・サリオラ)が来日しました。

彼の来日した際のライブを見に行くのはこれで3回目。

今回は吉祥寺にあるSTAR PINE'S CAFEで公演が行われました。

彼の驚くべき天才的な技術と音楽のセンスが更に力を発揮したお陰か、5/9の前日5/8にも追加公演となり、同じ場所でライブが行われることになりました。

僕なりに彼の素晴らしいライブの内容をまとめてみることにします。

既に、ライブ観覧した他の方も感想をどこかに載せていると思いますので、僕は僕なりに長く彼を見てきた経験を活かして内容を詳しく記述していきたいと思います。

全曲を振り返る

今回のライブのセットリストです
Stomp
(Pete's introduction)
Wake me up before you go go
Silence  (unplugged)
How much must you ... head before you learn  (instrument new song)
Tsubasa You Are The HERO
Easy
(break time)
Release
Valve3
I still haven't found what I'm looking for
Cissy strut
I see you every where
Distorted love
Princess Mononoke
Prime
untitled blues
Mother song


1曲目は彼のいつもどおりの曲順です。
「フィンランドは寒いです。なのでウォーミングアップが必要なのです」
と言って演奏するのはStomp
CD音源とは違い、左手タッピングの時に明らかに一度に出す音数が増えているのがわかりました。
彼のリズム感の良さはこの曲で証明されると言ってもいいでしょう。
ライブでは足踏みをしながら正確なタッピングをし、崩れることはないです。


そして彼のギター人生を紹介するコーナーになります。
英語はあまり聞き取れないですが、流れはこうです。

僕の名前はPete(ピート)。ギターを弾いている。
僕の演奏を前に見たって人はいるかい?
OKOK、それじゃあ初めての人もいるからストーリーで自己紹介するよ。
初めて弾いたのはクラシックギターだ。
そんで、兄弟がロックロールブルースを見せてくれたんだ。
そして友人が教えてくれたスラッピングベースにハマったんだ。
もっと人気者に、女の子にモテたくてバンドを始めたかったんだ。
でもメンバーがいないから、僕はギターを叩き始めた。
バスドラム、ハイハット、スネア、右手はリズム。
んじゃベースを足していくよ。
次にギターだ。
最後に僕の声。 

2曲目Wake me up before you go go
この曲もCD音源に比べて随分と脱力して弾いているなというイメージでした。
もっと手を柔らかく使って、歌声が埋もれないようにギターの音量と合わせてもバランスよく聞こえました。
途中のフィルインでは、日本に来たということもあってか「ハイ」と言ってちょっとしたことでも空気を掴んでいました。
曲最後のベース音もライブをしていく過程で思いついたアイデアなのでしょう、右手でベース音をスライドさせて弾くという演出は視覚的にもとても惹かれるものでした。
真似してみたいことばかりです。


3曲目と4曲目は後で紹介します。


5曲目は押尾コータローの翼~You are the HERO~のカバー。
当日実際に見てはないのですが、会場に押尾コータローが来ていたようです。
なので曲紹介するときも、確か誰かに相槌を打つような話し方をしていた気がします。
ペッテリが尊敬する本人を目の前にして演奏できたと考えれば、とてもペッテリにとっても幸せなことなのでしょう。


6曲目はライオネル・リッチーEasyのカバー。
手拍子から始まり、「君たちはメトロノームみたいだね!」と言ってイントロのパーカッションをとても楽しんでいました。
原曲でもあるコーラスをお客さんと一緒に歌い、原曲どおりのメロディラインでアレンジした素晴らしいギターソロ(もともとソロだが・・・)を披露して、休憩時間に入りました。


7曲目のReleaseは押尾コータローっぽい曲をイメージして作ったそうです。
途中に入ってくるタッピングハーモニクスの叩き方とか、ペッテリ曰く「コータローっぽい」らしいです。この曲は展開の仕方がとても面白くて好きです。曲の最後にパームを使ってベース音とハーモニクスを交互に鳴らして世界観を広げています。押尾コータローもこの部分が好きみたいです。前に押尾コータローのラジオでペッテリと対談してる時に言っていました。


8曲目はValve3。ディレイの音が光る一曲です。
初期のアルバムに入っている曲ということもあってか、マイケル・ヘッジスの色が強い曲です。
こういったポップでは無い曲をセットしてくる辺り、やはりマイケル・ヘッジスへの憧れと尊ぶ気持ちが溢れているのでしょう。


9曲目はU2のI still haven't found what I'm looking forのカバー。
ペッテリのとってはカラオケソングらしいです。初心者からしたら、あんな演奏をしながら歌うのがカラオケなわけない!というツッコミが飛んできそうですが、そこは置いておきましょう。
お客さんを「カラオケマシン」としてハミングもしっかりとって、一体感のある一曲になりました。


10曲目はThe MetersのCissy strutのカバー。
ライブではいつも、ペッテリの中のドラマーを召喚する儀式もセットで見ることができます。
この曲にはいつも本当に驚かされます。ベースがもう一人裏で演奏してるんじゃないかと一番カン違い出来る曲です。
ソロアコースティックギタリストでは無いものの、ソロギター界でコレほどファンキーなインストを演奏する人がいるでしょうか。
グルーヴ感で満ち溢れる、ペッテリのアレンジの中でもトップクラスのカバー曲です。
今回のライブではペッテリが手拍子を求めた時に
ドンドンチャ ドンドンチャ
というリズムに遊び半分で"Buddy you're a boy make a big noise" と歌ったのを発端に、お客さんが"WE EWLL WE WILL ROCK YOU "とコーラスし始めて、ペッテリが爆笑していました笑
「この出来事は絶対忘れないよ!」「僕はどこへ行ったんだ?」
と言っていて、ハプニングを会場の全員でとても楽しむことができました。


11曲目はI see you everywhere
We will rock youからのRockソングです。
彼のバンド、DEAD SIRIUSのライブでもバンドアレンジされて演奏されていますが、やはりアコギだけでもワンマンバンドの雰囲気が出せる辺りペッテリのスラム奏法が活躍します。
イントロ、アウトロのベースラインはベース経験してみないと思いつかないものだと思いますね。


12曲目はDistorted love
とてもポップで、ノリの良い曲です。
ペッテリのペダルボードにWHAMMYが導入されてから、いつもこの曲の中にはWHAMMYのオクターブ上げの音がふんだんに使われるようになりましたね。


13曲目はPrincess Mononoke
久石譲のもののけ姫のカバーです。
自分が聞いていて意外だった点は、歌詞の「もののけ達だけ」に当たる部分のメロディが、右手タッピングで作られていたことです。
CD音源だと手元が全く見えないので、左手のハンマリングだけで表現していると思っていたものですから、新たな発見です。
ライブ用にディレイで空間を加えられ、また違った幻想的な広がりをみせてくれました。
「日本はもののけ、フィンランドはムーミだね。ムーミンじゃなくてムーミだよ」
そうだったのか。調べてみると、Nは発音しないらしい。だからムーミ。


14曲目はPrime
ペッテリの十八番の曲です。
10代の頃クラシックギターでスラッピングをしていると、友人から「おいおいおい、そうじゃないよ」
と注意されたそうです。
スラップ意外もできる! そんな友人を見返してやろうと、友人に向けて作った曲、それがPrimeです。
「コレで文句ないだろ!」と言わんばかりのストーリーですね。
もちろん演奏は文句なしの素晴らしさ。
曲が終わった時の歓声が一番大きかったような気がします。
この曲を再び聞くためにライブに行ったと言っても過言ではないです。


15曲目がuntitled bluesです
「ブルースは好きかい?」
ここに来る人は、ペッテリのブルースを心待ちにしていたんです。
ベースソロはドロップDの音を更に1オクターブドロップして弾いているんですね。
だから絶対音感ある人からしたら全体のチューニングがずれているように聞こえるみたいですが、あいにく僕は相対音感しかないので気にせず楽しく聞くことができました。
最後のチョーキングでチューニングの狂わせにとどめを刺していますね笑


16曲目、最後の曲はMother songです
ライブの最後のは必ず演奏するナンバー。もちろん、母親に向けて作られた、バラード調の素敵な曲です。
3度めのライブとなると、コレでライブもおしまいだなぁという気になる曲でもあります。
優しく、時に力強く、静かにその曲は終わっていきます。


更に進化したペッテリの音作り

前回見に行ったライブは2014年(去年)の南青山MANDALAでした。

そこからは比べ物にならないくらい音作りが良くなっていました。

彼のギターの特徴であるコンタクトピエゾを利用したパーム音。

EQを更に研究したのか、はたまたライブ会場に合わせてセットする経験が豊富になって自分なりの音作りが可能になったのかは予想でしか無いですが、まさに「バスドラム」にも聞き間違える程の音になっていました。

ギターの弦の鳴りは基本的にはマグネットピックアップで拾うのですが、少なくもコンタクトピエゾでも弦の鳴りは拾います。

コンタクトピエゾの音作りは中音ブーストしていると彼が言っていたのですが、弦の中音の鳴りは気にならないイコライジングになっていました。

コンタクトピエゾとマグネットピックアップのバランスをしっかりとって、かつボディーの様々な場所を叩く音も生かせるような音作り、僕も参考にして精進したいです。


それから彼の更に特徴的な音でもある、ディレイペダルTIMELINEの使い方です。

アイスディレイと呼ばれるシンセのような処理がされるディレイを上手く使いこなしているのはもちろんですが、通常のシンプルなディレイの時に、曲に合わせてディレイタイムをその場で調節し、曲が際立つ使い方ができて素晴らしいです。

ただ表打ちのリズムに合わせるだけではなく、シンコペーションになるリズムを刻み、裏打ちのフィードバックで曲の世界観を広げていました。

彼が適した機材を使いこなすと、こういった音が出てくるのか、という驚きでいっぱいです。

アンプラグドのPetteri Sariola

去年の僕が見たライブではセットリストの中にアンプラグドでギターを演奏する曲目がありました。(Easy)

今回もアンプラグドで曲(Silence)を演奏してくれるサプライズをあたえてくれたのですが、前回とは違い、観客席の通り道まできて、目の前でスラム奏法を見せてくれたのです。

こういう演出が出できるのが、ペッテリが多くの人々に好かれる理由だと思います。

見に来る人が今、一番なにを望んでいるか、そしてその中で自分ができることとはなにか。

考えてみれば簡単な事ですが、実行する勇気が必要になります。

正直、アンプラグドになってしまうとスラム奏法の息が詰まってしまいます。

しかしそれを覚悟で演出してくれるのは、ライブを見に来てくれた人ともっと近い存在でいたいという気持ちが表れている証拠といえるでしょう。

ライブならではの儚さ


今回一番心に残ったのは新曲のHow much must you ... before you learn( ...←がわからなかった)です。

曲名をちゃんと聞き取れなかったのが後悔ですが、今回のツアーで初めて演奏したと言っていたので、他の曲以上に聞き入りました。

そしてもうステージで2度と演奏しないとも言っていました。

一度きりの貴重な、ライブならではの演出です。

「このライブで初めて弾くよ」というのはよくありますが、
「このライブで弾くのは最後だよ」と言われるのは、貴重な場所にいられたのだという特別な気持ちになりますね。


しばらくは日本ではお預け

吉祥寺STAR PINE'S CAFEでのワンショット



今年も期待以上のライブでした。

誰がここまでやれと言った。と言わんばかりの驚きばかりのライブですよね。

年々演出も凝ってきて、僕にとっては目の前で演奏してくれたのが一番の衝撃でした。

来年はThe Music Plantの野崎さんの予定もあってか、ペッテリのライブを組む予定が立てられないみたいです。

なので日本公演は早くても再来年までお預け。

野崎さんのペッテリ愛も、ここから確認してみてはいかがでしょう?

タイトルからして、鳴り止まない、ペッテリ愛という感じですね!

2015/5/3
ペッテリ・サリオラ、元気に来日しました〜
2015/5/6
いやーーーーーー 良かった!!!! ペッテリ最高! 浦和の皆さん、ありがとう!!!
2015/5/9
ペッテリ最高! 今夜私は世界一幸せなプロモーターかもしれない!!
2015/5/10
2日目無事終了。ペッテリ、明日も頑張ります〜
2015/5/10
ペッテリ武蔵野スイングホールにて2回公演、お疲れ様でした!
2015/5/11
ペッテリ in 京都!
2015/5/12
ペッテリ、やました堪能!!!
2015/5/13
ペッテリ京都公演、大盛況!!!!!
2015/5/15
ありがとう、福岡! ペッテリ・サリオラ初めての全国ツアー無事終了!
2015/5/15
ペッテリ、おつかれ〜 また来てね!
以上THE MUSIC PLANTブログより



今年ペッテリのライブに参加出来た人は本当に幸運だと思います。

そしてこの素晴らしいライブを企画してくれた野崎洋子さんに、去年に引き続き感謝です。

またいつか日本でペッテリのライブが見られるまで、彼から与えられた音楽に対する姿勢から色々学んで、自分もギター練習に精進したいと思います。


ではでは!!