皆さんはどのような環境でDTMをしてらっしゃいますか?
おそらくほとんどの人がPCとマウスとMIDI鍵盤を置いて作業しているかと思います。
そんな作曲をどこでもできたらいなぁ・・・とお思いの方。朗報です。
PC1台あればどこでも作曲ができる時代になりました!
ということでそんな夢を手に届くところまで近づけてくださった方
KAMiCHiNさんをご紹介したいと思います。
そして神ツール
「MIDIコードデータセット」
を解説していきたいと思います。
MIDIデータコードセットとは
作曲をするとなるとはじめにコードを入力していかなければなりません。
そうするとMIDI鍵盤が必要となりますよね。(マウスでポチポチ打つのもありですが)
ですがKAMiCHiNさんが作成した「MIDIコードデータセット」を使用すれば簡単にコード入力ができてしまいます!
このデータセットの内容は
・MIDIデータ
・CからBまですべてのキー
・ダイアトニックコードやセカンダリードミナント、美味しいオンコードなど含めた25のコード
・ディグリーネーム表記
となっています。
このMIDIデータをDAW上のリージョンに貼り付けるだけでコードが入力されます。
主な使い方
このコードセット、ボイシングがとても使いやすく作られているのでコピペするだけで大まかな作曲ができてしまいます。僕が使うときの例を解説します。
①MIDIコードデータをコードトラックにコピペ
はじめは自分の思うようにコードをペッペッと貼っていきます。この段階でAメロ、Bメロ、サビの大まかなコードまで決めちゃうと後々楽です。
②コードトラックからピアノトラックにコピペ
楽器は何でも良いですが、オーソドックスにピアノトラックにコピペします。
③コードトラックからベーストラックにコピペ
ベーストラックにコピペしますが、コードになってしまっているのでベース音以外を削除します。
④コードトラックからストリングストラックにコピペ
ストリングスではベース音がかぶるので削除します。
⑤メロディ作成
これはピアノトラックの直後でもいいですが、メロディをつけたら作曲終了ですね。
これだけです。
ここまで作業することでいとも簡単にバラードのようなバッキングができました!
正直言って簡単に出来すぎて怖いですね・・・笑
あとはピアノトラックのMIDIを切り貼りしてアレンジしたり、ベース音を変えてみたり、コードトラックから別の楽器にコードをコピペしてみるのもいいですね。
僕はAppleLoopにドラムパターンを保存しているので、ドラムもコピペできるようにしておくと更に早く打ち込むことが出来ます。
結果:カフェでも爆速作曲が可能
カフェでノートパソコンを開いて、コードを貼ってメロディ作って・・・
そんな作曲ライフが手に入る時代になったんですね。
こういった作曲方法の良いところは、コード進行であまり迷うことなくメロディや音作りに時間をかけられるようになることだと思います。
あなたも手軽な作曲を始めてみませんか?
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※お使いのOSやDAWによって表示が異なるそうなので購入は自己責任でお願いします。Logic Pro Xでは使用できました。
ではでは!